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交通事故調査

交通事故調査

○交通事故状況
 警察庁交通局の統計によりますと、平成16年交通事故発生件数は、95万2191件、交通事故により死亡した人は7358人、負傷者は118万3120人でした。これは、1日平均約2608件の交通事故が発生し、約3241人が負傷、約20人が死亡している事になります。

 このような統計からみても、誰もが交通事故の被害者にも加害者にもなる可能性があります。
 「車をぶつけてしまった」「おかまをほられた」等と交通事故の話を聞かない日は無い位ですが、事故の発生件数と比例して、精神的苦痛を強いられた交通事故被害者や遺族の数も増えています。「突然に事故の時の光景が蘇る」「事故に付いて思い出されるものにふれるとすごく辛い」「つい事故の現場を避けてしまう」等、一瞬の事故が、その後の長い年月に渡り、当事者や家族に精神的に辛い影響を与え続けています。普段は警察や裁判所に縁の無い人でも交通事故を起こしたり、巻き込まれたりすると、必然的にもこのような機関と関係を持たなければなりません。交通事故はごく一般的な事件であっても、法律的な面から見る場合、最小限の法律知識も要求されるので、一応の知識を習得しておくことが必要です。


○交通事故要因
交通事故は、「車」「人」「環境」の三大要素が原因で発生します。
車社会に於いては、この三つの要素がうまく符合し、私達の安全が保たれているのですが、どれか一つでも狂ってしまうと、時として大事故に繋がってしまいます。例えば、ドライバーが安全に配慮した運転をしても車の性能に欠陥があれば事故に繋がりますし、地震や津波等の災害から大事故が発生することもあります。また、車の性能に問題が無くてもドライバーの運転時の健康状態が大事故を誘引する事だってあるのです。飲酒や過労運転等がその大きな要因となります。この為、常日頃から「車」「人」「環境」に付いて深慮し、行動する必要があります。


○被害者と加害者
自動車を運転していて、他の自動車と衝突してしまいました。さて、あなたは「被害者」ですか?それとも「加害者」ですか?
「被害者」と「加害者」は、車の進入経路、交通法規、怪我の有無等自分の不注意か相手側の不注意かによって当然立場が変わってきます。しかしながら、自分の子供を車で轢いてしまったら・・・?    

 ここにショッキングなデータがあります。「時速20キロ以下で発生する年少者事故の分析」と云う財団法人交通事故総合分析センターの報告では、子供の死亡事故のなんと3件に1件は、縁故者、つまり無くなった子供(被害者)の両親や祖父母、母親の友人が加害者だったと言うことです。この事故のケースでは、66%が発進時に、28%がバックの時に起こっている様です。またその多くが自宅の駐車場、周辺の道路、スーパーの駐車場で発生しているそうです。ドライバーのついうっかりミスや不注意では済まされず、「被害者」「加害者」共にその後の人生も大きく変わってしまいます。

居住空間がゆったりとしたワンボックス車の普及に伴い、車の周辺に隠れた子供の存在を認知できない大型車も目立ちますが、今一度細心の注意を持って運転したいものです。

 

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