info@uis1.com
確かな技術と低料金 UIS 総合調査スペシャリスト ユーアイサービス
トップページ 会社概要 お問い合わせ サイトマップ
United Information Service
交通事故調査

交通事故調査

◆警察の調書に不審

死傷者が居る人身事故の場合警察は、刑事事件として事後直後に実況見分、所謂現場検証を行います。その現場の様子をまとめたものが実況見分調書です。(調書の内容は書証の種類を参照)調書には、日時や場所の他、タイヤ痕、車の衝突位置、現場状況などを調べて記録されます。見取図や写真なども添付され、刑事事件に於いては最も重要な証拠の一つとされています。

しかしながら、担当警察官が作成する見分調書にも全く間違いがないとは言えません。事故現場では、被害者、加害者の立場は全く違います。仮に被害者が重大な怪我を負って病院に搬送されると事故現場では、結果的に加害者の供述のみに基づいて見分調書が作成され、被害者の言い分が反映されない可能性があります。
「正確な速度」や「相手車両を認知した地点」等、事故当時は、気が動転していて正確に語れない場合があります。事故の当日或いは、数日後、記録される数値は、事務処理が進まない為、警察官に促されて指示説明した地点に過ぎず、数値の誤差などは当然起こりうる事なのです。

そこで、示談交渉や民事裁判において、実況見分調書以外にも被害者にとって有利な証拠を提出できるよう、被害者自身や家族などにより、事故からできる限り近い内に、道路の標識、車の破損状況、スリップ痕などの現場の状況を写真に撮り、メモにして記録しておく必要があります。

 

■参考資料

3 交通事故死者の状況と特徴
(1)年齢層別死者の状況と特徴
◎ 全年齢層で減少し、特に、30歳代及び若者の減少が顕著。高齢者は死者全体の4割を超える。死者数を年齢層別にみると、高齢者(65歳以上)(構成率41.5%)が最も多く、次いで、50歳代(同13.3%)、若者(16〜24歳)(同12.0%)、30歳代(同9.2%)の順に多い。前年と比較すると、全年齢層で減少しており、特に、30歳代(前年比−72人、−20.0%)、若者(同−63人、−14.4%)の減少が顕著である。また、前年増加した70歳以上(同−63人、−5.8%)を含め、高齢者も減少(同−42人、−3.1%)している。過去10年間の推移をみると、高齢者は高原状態(平成7年の0.91倍)で推移しており、死者全体に占める割合は10年前の28.9%から41.5%に増加し、人口構成率(19.5%〔平成16年10月1日現在推計人口〕)の2.1倍に至るなど、他の年齢層と比べて高い水準にある。一方、その他の年齢層は減少傾向にあり、特に、若者の死者数は10年間で3分の1(同0.33倍)になるなど減少傾向が顕著である

Copyright 2004 United Information Service,Inc..All rights reserved